前立腺がん摘出の日記 2020年6月28日(術後9日目)
昨晩、床に入って肛門やその前部(会陰部)が重痛いのはなぜかと
考えていた。もう一度、前立腺摘出後の痛みや不満などで検索する
が、全く出てこない。医療関係の同じような内容が続く。
肛門が痛い:で調べてみると、肛門挙筋症候群という病名が近い。
要は、肛門括約筋を使いすぎた筋肉疲労である。今、私の肛門は
普段と比べると、うっすら明太子唇のようにやや腫れぼったい。
手術中や術後、無意識のうちに、ずっと肛門を絞めまくっていたの
だろうか。それが、尿漏れがない要因の一つかもしれない。ただ、
筋肉疲労で肛門やその周辺に疲れからの痛みが鈍く出ているのでは
ないかと勝手な推測をした。
肛門やその周辺を指1本から3本くらいで軽く押してマッサージを
10回ワンセットで30回ぐらい行った。少々、楽になった。
朝5時に起床。肛門が小さくなってる。痛みが無いので、すっと、
起きたり座ったりできる。そして、下腹の腫れもさらに引いていた。
痛みというほどではないが、ピンポイントで左下腹の傷口、右下の
傷口と違和感の発生個所が特定できた。
肛門後ろ側は、大便が出るような出ないような気持悪さの重い違和
感が発生する。そして、立ったり、座ったりする時に時折ビクッと
痛み(痛いというよりはドキッとする程度だが)が発生する箇所は
陰嚢の後ろ付け根部分と特定化できた。(今までは肛門全体とか、
会陰部全体が腫れていたような違和感や重い痛み)それも、そこを
起点に体の内部だ。以前、生体針検査をした後のピリピリした痛み
が発生した部分だ。切り取った前立腺や吻合した尿管あたりと繋が
っているのだろうか?
朝食を食べ、ゴルフ練習場へ行く。約1時間で全番手の片手打ちと
アプローチを中心に、約220球を打つ。水曜日が本来の5・6割
の状態だったが、今日は7・8割程度だろうか。
ドライバーまでしっかり打てた事、ダフッても体に問題なかった事
が大きな収穫だった。まだ出玉が左へ行く傾向があり、体軸がずれ
ているのか、トップから降ろす腕が前に出すぎて、右肩が悪いのか、
それが修正されても、最後の方はきちんと打ったつもりでも、飛距
離が10%落ちた。体のどこかが緩んでいる。アッパーブローにも
なっているようなので、スタミナと細かい筋力の復活はもう少しの
努力が必要だ。10時前に妻と買い物へ出かける予定。