前立腺がん摘出の日記  2020年 6月29日(術後10日目)

昨晩は寝る前に、尿道が少しピリピリした。会陰部は体内奥に鈍い

痛みがある。メンタムを塗る。肛門と会陰部を指先マッサージをした。

 

朝5時に起床する。夜中2時頃に犬のおしっこで外に出す。その際は、

ともに、体の違和感はなく。懐かしい感じの起床の仕方だった。

肘で体を起こすのではなく、手を使わず膝を縦について起上る。

 

肛門が小さく、小ぶりになった感じだ。肛門回りの違和感がほぼない。

会陰部の方も気にならない。朝のお仕事のコーヒー豆を手動ミルでひく。

ふと気づけば、胡坐をかいて、ミルを回していた。胡坐久しぶり。

今まで、胡坐は会陰部の恥骨裏が床や足に当たり痛むので、座布団や、

厚いクッションの上で痛まない程度の座り方しかしていなかった。

 

パソコンをカバンに入れて、お見舞いのお礼のパン(1・5斤で・・

1300円)を持って会社へ向かう。あ、給水パンツを1枚持ってくる

のを忘れていた。ま、何とかなるかな。

 

会社に朝7時に来て、13時まで内勤をする。4回くらい小便に行った。

同じ姿勢で座っているので、特に会陰部への圧迫感が強い。下腹部内が

やや痛んできたので、退社をする。市立病院に行き、健保から昨日届い

た上限金額許可の書類を支払窓口に持参したが、一回、支払を済ませた

場合は駄目との事。(高額支払いの場合は、健保へ医療費上限の認可を

書類郵送し、普通ならば3・4日後には届くのだが、私の所は未着。

理由は分からない。)支払いは、この書類が届くまでは延期してもらう

方が後々は楽ちん。

 

結果、高額医療払い戻しの書類を健保からダウンロードして、マイナン

バーの写しとともに作成して、郵送する。2・3ヶ月はかかるとの事。

 

この日も、19時半には床にはいる。今日もなんとか尿漏れは無かった。