前立腺がん摘出手術の日記 2020年     6月21日(術後2日)

AM01:00看護師巡回時にのどの痛みを話す。体温37・1度

氷枕を持ってきてくれた。喉に置いても効かない。とりあえず、

枕の上に置いて、後頭部を載せて寝る。・・・すごく効いた。

 

03:30に目が覚める。喉の左右の腫れが半分くらいになった。痛みが

無くなっている。太もも左右内側の痛みも良くなった。肺も苦しくなくて

大きく息を吸うと、少々、胸につっかえ感がある程度に改善した。

 

左腕肘からわきにかけて裏側にかゆみが発生。寝汗が原因なのか?

だいぶ、動けるようになる。肛門前に加重して座っても少々は持ちこたえ

られた。起き上がりも腕でベッドの手すりや肘を使うことなくできた。

両足のふくらはぎに強いかゆみが発生。靴下をはいて寝て、汗が原因か。

 

08:30先生の検診。明日、尿管を抜く予定との事。

看護師から現在の点滴が終了したら、点滴は外すとの事。動きやすくなる。

 

10:30麻酔科の先生が検診。

 

喉は下側の奥が少しまだ腫れている。

昼食後に尿タンクを片手にトイレへ行き、大便を出す。特に痛みはない。

肛門に傷が放散痛が少々あった。思いっきり踏ん張れないがそれなりには

力みができた。柔らかいが固形で量は普段通り。入院前の食事だろうか。

 

ベッドに戻り寝る。しばらくして、パッド(術後は十字帯にロングパッドを

している。尿管が気持ち悪く、ゆるゆるで空間が多い方を選んだ。)を確認

すると、黄色い点が少量ある。放屁の時に噴霧したのだろう。

 

動いている時間が多くなる。立っている方が楽に感じた。両手でテーブルに

手をつき立っているのが一番楽だ。

 

14:30看護師が来る。体温36・9度 血圧H128 L82

妻が見舞いに来る。手術時の出血は少なかったとの事。大量にオムツを持参

してくれたが、ロングパットの方が今は使い勝手が良い。トイレや着替えなど、

尿管のパイプが邪魔できになり、うっかり、引っ張るとおちんちんの奥に気色

悪い痛みが出るので、パンツはスカスカが気に入ってる。今のところ、パッド

も、1日に1枚で良いようだ。パンツ替わりだな。

 

オムツと少量でた洗濯物を持って帰ってもらう。次ぐ来るときは愛用の2Lの水

を2本とのど飴を依頼。起きていても寝ていても問題はなくなったが、寝る姿勢

に入る時が、内蔵ゴロンでややきつい。

 

15:30②度目の大便に行く、軟便で白っぽいのが100ml程度。体に良く

ない物質(薬や麻酔)を排出した感がある。頭や体はだんだんスッキリしてた。

19:00夕食 食事時間になると部屋全体の室温が上がり、汗ばんでくる。

左腕の脇周辺、両足ふくらはぎ、お尻がかぶれたように痒くなった。

 

体が良くなると胃も良くなる。ご飯のおかずが欲しくなる。ここで、持ち込みの

沢庵缶詰が満を持しての出番となった。ポリッパリッとう音が懐かしい。甘い物

が急に欲しくなってきた。持ってきた飴ちゃんは全部で6個。あと4つだ。