前立腺がん摘出手術の日記 2020年     6月18日

入院手続きも時間がかかるものだ。何度も氏名と生年月日を聞かれる。

何かトラブルがあってはいけないための基本作業なのだろう。

今は、手術後、背中に針を刺し、痛み止めが入った小さいボトルを付け、

自分で痛い時にボタンを押すと麻酔が注入されるとの事。

ボタンを何回押しても、注入される量は一定であり、一回押すと30分

経たないと次は利用できない仕組みとなっている。

 

私が20歳の時、盲腸手術をした際は、一回だけ痛み止めの麻酔をして

もらえたが、その後は体に良くないという理由で我慢させられた。

時代と共に色々変わるものだ(40年もたってれば、そりゃそうか。)

 

私は、週に1・2回のゴルフ打ちっぱなし(150-200球程度)と、

月に1回程度のラウンドしか運動はしていない。ここ半年ほど、お酒が

あまり美味しくなくなり(次の日に残ることもあり)、発泡酒350ml

を1・2缶/日のアルコール摂取量となっている。時には4・5缶もある。

 

朝食は5枚切り食パン1枚とオリーブオイル、昼は妻の作る弁当(米は

茶碗軽く一杯程度と冷食や夕食の残りで小学生用の大きさ)、夜は家族

と同じものを食べるが米は茶碗一杯、多くても2杯。

 

身長は165cm、体重は60kg、血圧はH125±10、L80±5、

 

4人部屋とは言う物の、ベッドをカーテンで仕切っているだけの簡素な

部屋である。明日は手術だが、特に気持ちや感情に変化はない。落ち着い

ているというよりは、意識的に考えないようにしているのだろうか。

 

18時に夕食が来る。耳栓とアイマスクをして、早目に就寝する。看護士

から、OS1(経口補給液:ポカリの薄くて甘くない)を500ml2本を

明日朝までに飲むよう指示あり。