全摘手術入院前日 6月17日

梅雨の合間、今日は曇り。そして涼しい。

前日は会社全員揃っての年に一度の会議。コロナの影響で会場はだだっ広い。

通常3人掛けのテーブルを一人で使うとは、なんとも贅沢だった。

 

翌日である今日は、有志でのゴルフコンペ。

雨で流れるかと思ったが、適度に汗をかき、この季節では絶好の日よりだった。

しばらくは、運動も出来なくなるだろう。良い機会だった。

 

家に帰って、発泡酒を2缶、酎ハイを1缶飲み、風呂に入り夕食を取り休む。

これも最後になるかもと、子供が部屋に戻ったのを見計らい、嫁の元に忍び込む。

前回は空っぽの空砲のようで、なんとも奇妙な感覚だった。

薬のせいだと思うが、服用を止めて10日は過ぎている。今回も精子の量が非常

に少ないからか、出たというより、体の奥というか中の方で、出てきたというか、

少量がゆっくり勝手に漏れ出たという感じであった。

 

尿道の先からは出ている気配はないが、根元から先に向かって拭いていくと、

押し出されて白い姿を少量確認できた。

トイレに小用をしに行くと、まだ、奥の方に残っていたのか、少し排出した。

それと、便器に一滴、コーヒー色の雫があった。まだ、生体針検査の傷が完治は

していないようだ。

 

座る事で下腹部内蔵を圧迫するので、生体針健診を受けた方は、元気であっても

長時間のデスクワークや車での長時間移動は1ヶ月は避けた方が無難なようだ。

 

入院の準備を確認していく。

飼い犬が布団の横に来て、ずっと寝ている。網戸にして風が涼しいのか、何か、

感じて寄り添っているのか?